予防接種

各種予防接種をおこなっています

ワクチンは事前予約制です
窓口またはお電話にてご相談下さい
028-647-0511
(未就学児のワクチン接種はおこなっていません)

定期予防接種(公費助成)

二種混合(ジフテリア・破傷風)ワクチン
麻疹・風疹混合(MR)ワクチン
水痘(みずぼうそう)ワクチン
子宮頸がんワクチン

任意予防接種(自費)… 一部助成あり

予防接種料金

税込価格 

子宮頚がん(ガーダシル)※定期あり¥ 16,500
麻疹・風疹混合 ※定期あり¥ 10,890
水痘(水ぼうそう)※定期あり¥ 7,700
おたふくかぜ¥ 6,050
B型肝炎¥ 5,500
インフルエンザ¥ 3,600
日本脳炎 ※定期あり¥ 6,600
破傷風¥ 4,400
帯状疱疹¥ 7,700
高齢者の肺炎球菌感染症¥ 7,700
新型コロナウイルス感染症

当院で接種できる予防接種について

二種混合(ジフテリア・破傷風)※定期あり

 ジフテリアと破傷風の発症を予防する目的のワクチンです。ジフテリアと破傷風の第1期の予防接種として四種混合(DPT-IPV)ワクチンまたは三種混合(DPT)ワクチンを接種した人に第2期の予防接種として1回接種します。
 このDTワクチンは11歳時に接種することが望ましいとされています。

子宮頸がん(ガーダシル)※定期あり

 子宮頸がんワクチンは、主にヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がんを予防するためのワクチンです。HPVは性感染症であり、子宮頸がんの主要な原因です。効果的な予防策として、子宮頸がんワクチンはがんのリスクを大幅に減らすことができます。
 小学6年生になったらできるだけ早く9価ワクチンの2回接種を受けましょう。遅くとも15歳になる前に9価ワクチンの初回接種を受けましょう。

麻疹・風疹混合(MR)※定期あり

 麻疹と風疹を予防するワクチンです。定期予防接種で、2回接種する必要があります。第1期:1歳代で1回接種できます。第2期:小学校入学の前年に接種します。この時期に接種しなかった場合は定期接種の扱いとならず、接種費用も自己負担となりますのでできるだけ早く(遅くとも夏休み前までに)2回目を受けることが大切です。
 また、妊娠初期の女性がかかると生まれつきの難聴、白内障、心臓病、精神運動発達遅滞などを持った先天性風しん症候群の子どもが生まれることがあります。男性の30代から50代ではワクチンを受けていない人が多いので、MRワクチンを受けるようにしてください。

水痘(水ぼうそう)

 定期予防接種として、1歳になったらMRワクチンと同時接種で受けましょう(2回接種)。定期接種の対象でない年代でも、水痘にかかっていない人は2回接種を受けましょう。感染力が強く、ワクチンを受けていない子どもが多い学齢期の流行がみられます。任意接種でも2回の接種をおすすめします。
 また、過去に水痘や帯状疱疹(たいじょうほうしん)などにかかったことがある人は病気が治ってもウィルスが潜伏しており、成人や高齢者になって免疫が低下した時に帯状疱疹を発症する危険性があります。50歳以上に対する帯状疱疹予防、帯状疱疹後神経痛予防として、1回の接種をお勧めします。

おたふくかぜ

 任意予防接種です。1歳になったらMRワクチン、水痘ワクチンと同時に、できるだけ早く受けましょう。1歳すぐに接種すると無菌性髄膜炎がたいへん起こりにくいことも分かってきました。1回接種した人でも、2~6年たったら2回目を接種します。どちらもMRワクチンと同時接種で受けるのがおすすめです。
 幼少期の予防接種をしていない方がおたふくかぜにかかると、難聴などの後遺症によって日常生活に影響することがあるため、おたふくかぜにかかったことがある(採血などで確定診断を受けた)人以外の全ての人に2回接種をお勧めします。

B型肝炎

 定期接種対象者(1歳未満)だけでなくすべての年齢で推奨されます。全ての年齢に感染の可能性があり、保育園での集団感染やコンタクトスポーツ(必然的に相手の選手と肉体的接触があるスポーツ)での感染もあります。
 成人では、B型肝炎ウイルスキャリアの家族がいる場合、血液や体液に触れる機会の多い仕事(医療従事者、救急隊員、警察官、保育職員、介護職員など)に就いている人は、特に接種が推奨されます。また、性行為感染症の一つですので、性的な行動のある(Sexually active)すべての人にも推奨します。

インフルエンザ

 主な効果は重症化の予防です。発症の確率を減らす効果もありますが確実ではなく、年度によっても変動します。これは、毎年の流行株を予想してワクチンを製造するためです。
 インフルエンザが重症化しやすいのは乳幼児、高齢者、基礎疾患を持つ患者さんです。その周りを取り囲む小児・青年・成人たちもワクチン接種することで、集団での予防措置が大切です。

日本脳炎 ※定期あり

 定期予防接種として3歳から1年間に3回接種します(1期3回)。その後、9歳〜12歳の間に1回(2期)接種します。3回の接種で基礎免疫をつけたことになります。ワクチンにて日本脳炎にかかるリスクを75-95%程度減らすことができると言われています。発症すると重症化するリスクが高いため、予防接種が重要です。

破傷風

 正しく接種すれば、予防率ほぼ100%とされています。基本的にすべてのひとが対象です。屋外でけが(擦り傷や、血が出ない軽い傷も含みます)をすれば破傷風の可能性がありますので、ほぼすべての人に接種するメリットがあります。特に、「土」などに接触する機会の多い農作業者や工事現場の従事者、不衛生な環境に曝露しやすい被災地域での支援、災害などの際も、破傷風トキソイドの追加接種の重要性は高いです。

帯状疱疹

 水痘にかかったことのある50歳以上の全ての方に推奨します。一般的には水痘にかかったことがあるか不明の場合、水痘に対する免疫(抗体価)の有無を確かめることなく、ワクチンを接種しても差し支えありません。
 帯状疱疹予防の目的では水痘ワクチン(生ワクチン)も効果がありますが、生ワクチンは免疫抑制状態のひと(免疫機能に異常をきたす疾患を有する人(HIV感染症など)、および免疫力抑制をきたす治療を受けている人)は接種できません。そのため、生ワクチンを接種できない免疫抑制状態のひとは、帯状疱疹予防に不活化の帯状疱疹ワクチン(商品名:シングリックス)を接種します。
 2回の接種による帯状疱疹の発症予防効果は、50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%です。また帯状疱疹後神経痛の減少率は、50歳以上で100%、70歳以上で85.5%と、いずれも高い効果が認められています。今のところ、9年間は効果が維持できることが確認されています。

高齢者の肺炎球菌感染症

 肺炎球菌感染症の重症化を予防するワクチンです。肺炎球菌感染症が重症化して髄膜炎や菌血症などをひきおこす侵襲性肺炎球菌感染症を50-80%予防することができます。
 肺炎の予防効果は、日本の高齢者を対象とした研究では、5年以内のワクチン接種によって「すべての肺炎球菌による市中肺炎」を27.4%予防したと報告されています。初回接種後の予防効果は3-5年で低下するとの報告もあり、初回接種後5年以上あければ2回目の接種(任意接種)をすることができます。

新型コロナウイルス感染症

 新型コロナ感染症を予防するワクチンは、世界中で接種を推奨しています。日本では、年齢に応じてmRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社)や不活化ワクチン(武田社ノババックス)が使われています。新型コロナウイルスは発症前や無症状の人からも感染するため、ワクチン接種が最も有効な予防法といえます。他のワクチンよりも発熱や頭痛、倦怠感などの副反応が高率で現れることがありますが、数日で軽快します。ワクチンの予防効果は高く、感染者数、重症者数の減少に寄与しています。しかし、ウイルスの変異によっては、ワクチンの感染、発症、重症化の予防に対する有効性が変動します。そのため、必要に応じてワクチンの追加接種が実施されるなどの対応がとられます。



より詳しい内容は下記のサイトをご確認下さい

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